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FM Towns: Free Software Collection 7
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Text File
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1993-11-30
|
6KB
|
223 lines
==========================================================================
ファイル検索ツール
XFIND Ver1.47
Copyright (c) X-RAY (NIFTY-Serve: GBB00210) 1992,1993.
==========================================================================
《概要》
このツールは、ドライブの中から指定したファイルを検索するツールです。
サブディレクトリまで検索を行います。
《履歴》
Ver.1.46 からの修正
・/size オプションの追加
Ver.1.45 からの修正
・/d オプション時のバグを修正
Ver.1.44 からの修正
・/date オプションの追加
Ver.1.43 からの修正
・/i オプションの追加
Ver.1.42 からの修正
・/s オプション時に各ディレクトリおよび全体のファイル総数、総サイズを表示。
Ver.1.41 からの修正
・/c オプション時のバグを修正
Ver.1.40 からの修正
・/x オプション時のバグを修正
《コマンド形式》
xfind ファイル名 [ファイル名...] [オプション]
・ファイル名は、ワイルドカードの指定が可能。
・ファイル名は、複数指定可能。
・通常は、結果は各ファイル毎に出力する。
・パラメータの順序に制限はない。
・通常は、ルートディレクトリから検索を開始する。
・オプションは、'/' または '-' で始まる英文字列からなる。
大文字、小文字の区別はない。
・オプション
/c : current directory
カレントディレクトから検索を開始する。
結果はフルパス名となる。
/d オプションとの共存は不可。
/d pathname : directory path
指定したディレクトリから検索を開始する。
/c オプションとの共存は不可。
/n : not search sub-directory
指定したディレクトリのみを検索する。
サブディレクトリを検索対象としない。
/s : display status
各ファイルについての詳細情報(サイズ、作成日時)を表示する。
また、各ディレクトリおよび全体の該当ファイル総数、総サイズを表
示する。
結果はディレクトリ毎に表示する。
/f : fast mode
結果をディレクトリ毎に表示する。
複数ファイルを指定した場合で /s オプションを指定していない場合
のみ有効。
/o : only one
ひとつでも該当ファイルを見つけると、ただちに終了する。
/p : page control
一画面単位にポーズをかける。
何かキーを押せば再開する。
ただし、'q'キーならば中断、改行キーならば一行単位に表示する。
/x command : execute command
/i command : execute command interactively
検索結果ファイルに対して、指定のコマンドを実行する。
/i オプションの場合は、実行に際して確認を求める。
('y'キーならば実行、'q'キーならば検索中断、その他は実行中断。)
コマンド形式は、
コマンド名 [パラメータ列] [;]
である。
';' が省略できるのは、後続のxfindのパラメータがない場合である。
コマンドのパラメータとして、'{}'を与えると検索結果ファイルを意味
する。'{}'が省略された場合、検索結果ファイルはコマンド列の最後に
付加される。
このオプションが指定されている場合は、/s または /p オプションは
無効となる。
/date date : check date
ファイルの日付のチェックを行う。
'-' による範囲指定も可能。
/size size : check size
ファイルの日付のチェックを行う。
'-' による範囲指定も可能。
/?
バージョン、usage を表示する。
《実行例》
1. xfind
xfind -?
コマンドの説明を表示する。
2. xfind *.exe *.com
カレントドライブ内の、exe, com の拡張子を持つファイルを全て表示する。
3. xfind -c *.doc
カレントディレクトリ以下の、doc の拡張子を持つファイルを全て表示する。
4. xfind *.doc -d .
カレントディレクトリ以下の、doc の拡張子を持つファイルを全て表示する。
例3とは表示結果が異なる。(検索結果は同じ。)
5. xfind *.doc -d a:
Aドライブ内の、doc の拡張子を持つファイルを全て表示する。
6. xfind *.doc -d a:.
Aドライブのカレントディレクトリ以下の、doc の拡張子を持つファイルを
全て表示する。
7. xfind *.bak -d \ -x del
xfind *.bak -d \ -x del ;
xfind *.bak -d \ -x del {}
xfind *.bak -d \ -x del {} ;
カレントドライブ内の、bak の拡張子を持つファイルを全て削除する。
8. xfind *.pmb *.fmb -x copy {} a:\ ;
カレントドライブ内の、pmb, fmb の拡張子を持つファイルを全てAドライブ
に複写する。
9. xfind *.pmb *.fmb -x copy {} a:\ ; -c -n
カレントディレクトリの、pmb, fmb の拡張子を持つファイルを全てAドライ
ブに複写する。
(注意)';' を省略すると、-c, -n は copy のパラメータと認識される。
10. xfind *.* -date 92/5/5
5月5日に作成されたファイルを全て表示する。
11. xfind *.* -date 92/5/5-
5月5日以降に作成されたファイルを全て表示する。
12. xfind *.* -date -92/5/5
5月5日以前に作成されたファイルを全て表示する。
13. xfind *.* -date 92/5/5-92/10/10
5月5日から10月10日の間に作成されたファイルを全て表示する。
14. xfind *.* -size 1024
サイズが1024バイトのファイルを全て表示する。
15. xfind *.* -size 1024-
サイズが1024バイト以上のファイルを全て表示する。
16. xfind *.* -size -1024
サイズが1024バイト以下のファイルを全て表示する。
17. xfind *.* -size 1024-8192
サイズが1024バイトから8192バイトの間のファイルを全て表示する。
《注意》
/x オプションの使用には十分注意してください。
例えば、指定ディレクトリ内のファイルだけを削除したかったのに、サブディレク
トリのファイルまで削除してしまった・・・とか(^^;)
カレントドライブ内のファイルをカレントドライブのあるディレクトリに複写する
場合などは、複写先のディレクトリも検索対象となり、二重に複写する状態になる
可能性もあります。(copyコマンドのエラーとなるので害はないですけど…(^^;)
《後記》
このツールを作ったのは、データの管理をするのに、何がどこにあるか、同じファ
イルは無いか、などを簡単に知りたいと思ったためです。
最初はこんなに機能はなかったんですが、人の意見を聞いていたらだんだん大きく
なってしまいました(^^;)
GBB00210 X-RAY